DTV監視システムを採用した監視カメラシステム
- DTVはデジタルテレビの通信技術をビデオ監視システムに応用したデジタル高画質監視プログラムです。
- 従来の監視カメラシステムに比べ、クリアな画質に加え長距離(1キロ)の伝送が可能です。
- DTV監視システムはフレキシビリティーに 富み、既存のCCTVシステムを活用し、一本の同軸ケーブルに最大16台のビデオカメラの映像をつなぐことも可能です既存のシステムに加えることができるため、新設だけでなく増設もしやすく、配線費用が大幅に削減できます。
- DTV監視システムは双方向通信対応可能で、後方のDVRやNVRビデ オカメラにより遠隔操作が可能になります。
次世代規格DTVとは
従来のカメラとは全く異なる新しい防犯カメラ用規格です。以下の特徴から様々な環境に導入が可能です。
長距離配線が可能
500m〜1000m
多彩なサポート機能
スマート検索・電子フェンス・遠隔監視・顔認識システム
配線工事が容易
独自方式により材料のコスト削減・工事期間の大幅な短縮が可能
鮮明な夜間映像
SONY製最新CMOSセンサー使用
DTV方式の特徴
- 工事期間が短いためより安価に設置可能です
- 同軸ケーブルにより経年劣化がなく、耐久性があります
- 現在の設備を増強できるため増設も容易
- 映像がクリア
- 映像を長期保管可能
- スマホなどでリアルタイムチェックも可能
- 新規だけでなく既存のカメラを生かして増設も可能
- カメラの選択も自由で、使い道によって使い分けで来ます
配線工事が容易
シンプルな導入が可能なDTV方式
DTVは各カメラ毎に異なる周波数を設定できるため、1本のケーブルに複数台の映像信号を重畳することが可能になります。
結果、配線本数が少なくなり工事の短期間化・低コスト化につながります。
IPカメラのようにハブの電子機器も必要ありません。
なぜDTV方式を選択するのか
現在流通しているアナログ規格(AHD/TVi/CVi)は低コストでフルHD以上の映像を送信できますがアナログ方式での伝送のため、配線の劣化・環境ノイズの影響を受けやすく、その際ノイズや映像歪み・画質の劣化が発生します。
ネットワークカメラ(IPカメラ)は高画質映像を1本のケーブルで複数伝送できます。しかし全てのカメラが同じ周波数の帯域幅を使用しているため、映像表示にタイムラグやカクつきが発生する場合があります。
またレコーダー等に大きな処理能力が求められるため、機器の単価が高コストになりやすいです。
他社製品との比較
アナログ式(AHD/CVi/TVi)と比較
アナログ方式 | DTV方式 | |
配線方式 | 全て個別配線の必要あり | 複数の映像信号を1本のケーブルで伝送可能 |
配線可能距離 | 100〜300m 距離によって映像劣化等の不具合有 | 500〜1000mの配線が可能 |
寿命 | 経年劣化による映像のノイズ発生の可能性有 | 長寿命 (配線の経年劣化の影響がほぼ無い) |
デジタル式ネットワークカメラ(IPカメラ)と比較
DTV方式の特徴
- 長距離配線が可能
- ノイズの干渉無(対応可)
- 映像表示の安定
- 工事が容易
- 機器交換費用が安価
- 電子機器ではない為故障リスクがない
デジタル式ネットワークカメラ(IPカメラ)と比較
IPとDTVの映像伝送方式の違い
IPカメラとDTVは1本のケーブルで複数台の映像を伝送できる点は同じです。しかし送信方式の違いがあります。
下のイメージのように、IPカメラはIPアドレスを割り振られたカメラが一つの車線(周波数帯)で処理されています。
このため台数が多い場合や高解像度(大容量データ)の送信をする場合に、渋滞=遅延が起きてしまうことがあります。
DTVの場合、それぞれのカメラに個別の周波数(帯域幅)が設定されます。つまり各カメラに個別に車線があるイメージになります。
これにより遅延やカクつきが大幅に軽減されます。
AHD/TVi/DTV/IP cam 比較表
AHD/TVi/CVi | DTV | IP cam | |
標準の映像画像 | アナログ式200万画素 | デジタル式200万画素 | デジタル式200万画素 |
送信カメラ映像数 帯域幅 | 1本のケーブルに1つのカメラ映像 カメラ毎に共通の帯域幅 | 1本のケーブルに複数のカメラ映像 カメラごとに独立した帯域幅 | 1本のケーブルに複数のカメラ映像 カメラ毎に共通の帯域幅 |
導入時費用 | 安価 | 安価 (配線素材の削減、工期の短縮が可能) | 高価 (IPスイッチンハブ等を複数個使用) |
映像の送信距離 (アンプ無し) | 300m 5C-2V 500m 7C-2V | 500m 5C-2V 1000m 7C-2V | 75m Lan cat5 100m Lan cat6 |
信頼性及び寿命 | 配線距離・経年劣化・環境の影響を受けやすい | 信号の減衰が少ない 構造が単純なため故障・劣化しにくい 環境ノイズには周波数の調整で対応可能 | 中継箇所にスイッチハブ等 電子機器を使用するため トラブルのリスクあり |
4K/2Kへの対応 | 長距離配線が困難 (信号の減衰が著しいため) | 容易 (独立した帯域幅33M、十分な余裕) | 可能 共用の帯域幅のため処理に問題が発生する可能性有 |
カメラ増設工事 | カメラからDVRまで新規配線 | 直近の既設ケーブルに合流させるのみ | 直近のハブまで新規配線 場合によってはスイッチハブの追加 |
新たな技術を駆使した防犯・監視カメラについて、
お気軽にお問合せください。